南鐐 雲鶴釣香爐



昭和十七年 着手
平成三年九月 完成
製作日数 約1200日
製作技法 肉彫・金象嵌・内共火舎
寸法 径18.18cm
某家所蔵(参考価格 47,700,000円)
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先代二世の指導を得て
昭和十七年(三世 当時十八歳)着手、
大戦争勃発の状勢により中断を余儀なくされる。
戦後、時折手を入れ未完成のまま時を過ごす。
昭和五十年頃より製作再開、
息子達を指導指揮しながら参加協力をさせ、
平成三年九月是を完成す。
美しく流れる雲を背景に力強く飛ぶ
鶴の姿の表現は、
一世榮真より受け継いだ
文様と技法である。